African Flower
さてリアルブック買った記念にid:ioxinari:20040928、超久々に分析してみることにしました。
うおー長いことサボってて恐縮でした!なんていうか、こういうのって動機が必要なんですよね。
で何を分析しようかといえば、本を開いて一曲目。これ定番。うおっと僕の大好きな、デューク・エリントンのAfrican Flowerだぜ!
超素敵。大好きなアルバムはコレ。
- アーティスト: Duke Ellington
- 出版社/メーカー: Blue Note Records
- 発売日: 2002/06/13
- メディア: CD
- 購入: 2人 クリック: 12回
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曲名がたまにFleurette Africaineだったりするので、注意が必要でもありまっす。リアルブックには、Petite Fleur Africaineとも書いてある。
あれでも、他のエディションのリアルブックの一曲目は何か違った気がするな。まいいや、細かいことは気にしない。きっと色々あるんだろ大人の事情が。
さて、出だしはこんな感じ。うおーゾクゾクするぜ!
「トタトタトー」ってのが、基本的なモチーフなんですね。
Ebm7 % ラシラシラー Ebm7 % ソラソラソー Abm7(#5) Gbm7(#5) ファbソファbソファbー Ebm7 % ミファミファミー Bbm7(b5) % ファbソファbソファbー Ebm7 % ソラソラミー
あ、フラットはファにつきますです。念のため。見にくくて御免。つーかどちらかといえば、シャープで書いた方がわかりやすいかもしれない。あーあ。
さて、まずはこんな感じで変わる和声ですが、このページ上部の表で確認していきまっす。
Ebm7 -> Abm7(#5) -> Gbm7(#5) -> Ebm7
右のほうにあるEbm7からスタートして、まず二列右に移動。表にはG#m7(#5)て書いてあるけど、心の中でAbm7(#5)と読み替えて下さいね。
で、全音下がるGbm7(#5)は筒の向こう側へとまわって、さらに二列右に移動。F#m7(#5)て書いてあるけど、心の中でGbm7(#5)と読み替えて下さいね。
で、四列分を一気に、左へ移動してEbm7に戻ってくると。うおーカッコイイぜ!
さて列の移動へと写像しちゃったわけで、そうするとコレに似たチェンジってのが思い浮かぶわけです。
メジャーコードにしてハ長調にしちゃおう。テクマクマヤコン、エイ!
C -> Bb -> Ab -> C
うおおおお、ビートルズじゃねーか!楽しくなってきた。
よーし調子に乗って後半もいっちゃおう。こんな感じのチェンジ。
Ebm7 -> Bbm7(b5) -> Ebm7
Bbm7(b5)はDbm7/Bbってことで、やはり二列右への移動、そして同じ二列左に移動して戻ってくる。
これも長三和音にしてCのキーにしちゃおう。テクマクマヤコン、エイ!
C -> Bb -> C
うおおおお、これもビートルズだ!
音楽って素敵で不思議で楽しいですね。