音楽理論入門
東川清一先生の新刊かと思いきや、あの必読の、だれも知らなかった楽典のはなし*1の文庫化だそうで、もちろん持ってたけど、もちろん買いましたよ。ちくま学芸文庫さん、素晴らしい。
- 作者: 東川清一
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2017/05/10
- メディア: 文庫
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第1章 鍵と音名
第2章 譜表と音部記号
第3章 変化記号
第4章 いわゆる「調号」の理論、あるいは均記号と均
第5章 音程
第6章 旋法と調
第7章 教会旋法―ヨーロッパ中世・ルネサンスにおける旋法と調
第8章 日本の音階
第9章 音符と休符
第10章 リズム
第11章 テンポ
第12章 表情記号と強弱記号、およびその他の種々の付随的な記号と用語
何が嬉しいって、表紙を開くとカバーの耳に著者近影、お元気そうな文庫版あとがき。そしてなんと文庫版付記として、巻末に「53等分割律音階について」と題された、音律論*2などで展開された例の話が、14ページに渡って書かれています。これは買いですよ。
検索してみると、この本の内容については一度も徒然で書いたことがなかったようで、自分でも驚いたのですが、どこを引用して、どう話すか、いま見ても悩んでしまいます。いつかまた、何かの折に。
*1: