-6 -5 -4 -3 -2 -1 0 +1 +2 +3 +4 +5 +6
/A#  B /B  /B  Bm /B  C /C  /C  Cm /C  Db /Db 
F# /F#  /F#  F#m /F#  G /G  /G  Gm /G  Ab /Ab  /Ab 
/C#  /C#  C#m /C#  D /D  /D  Dm /D  Eb /Eb  /Eb  Ebm
/G#  G#m /G#  A /A  /A  Am /A  Bb /Bb  /Bb  Bbm /Bb 
D#m /D#  E /E  /E  Em /E  F /F  /F  Fm /F  Gb

起立-礼-着席

さて、下記みたいな投げ遣りな態度じゃ意味不明だと怒られそうなので、ちょっとだけ簡単な実例を挙げてみようかと思う。そうだな、授業の前に挨拶する「起立-礼-着席」のアノ曲でどうだろう。ボイシングは、いろんな意見がありそうなので、皆様にお任せすることにしよう。

C G C

演奏しながら、反射的にお辞儀してしまった皆さんも多いかと思う(いねーよ!)。
さてこの、最後のCを、ドミソ空間のミを、ファに換えてみようというのが今日の試みのひとつである。

C G Csus4

どーうですか?この肩透かし、もうカクーンとしちゃいますね。最後の「着席」感が、失われてしまった。
よーし、もうひとつやってみよう。真ん中のGを、ソシレ空間のシを、ドに換えてみよう。

C Gsus4 C

どーうですか?このすっぽ抜け、もうすっぽんですよね。途中の「礼」がすっぽんなために、やっぱり「着席」感すら失われてしまった。
よーし、組み合わせてやってみよう。両方換えちゃう。

C Gsus4 Csus4

もうアレですよ、すっぽ抜けた挙げ句にカクーンですよ。完全に元の時間的空間移動は失われてしまった。
これは2つのsus4の仕業なんでしょうかね?


吊るされた四度といえば、機能和声と相容れないだとか、現代の手法だとか、いろんな意見があると思うんですがしかし、sus4の出現とともに何かが失われたからといって、その原因がすなわちsus4にあるという推論は、やや短絡じゃなかろうか。冤罪の可能性だってあるんじゃないだろうか。sus4だって人の子である(誰の子だ)。よく調べずに、そんな決めつけ方していいのだろうか?本当にいいんですか、刑事さん!


誰が刑事さんかよくわからないが、僕は別のやり方で、sus4を使わずに、すっぽ抜けた挙げ句にカクーン感を実現することができるよ。

C C/G F

ほーら*1。不思議ですね、音楽って。
メロディまで考えだしたら、そのスペクタクロな世界たるや、もう二度と抜け出ることは不可能さ。

*1:聴こえたでしょ?心の耳で聴こえたでしょ?反論は受け付けないぜ!え、C/Gはsus4じゃないかって?うーむ、たしかに。

-4 -3 -2 -1 0 +1 +2 +3 +4 +5 ±6 -5 -4
F#7+11 F#mM7 /F#  /F#  F#m7-5 FM7+5 F#7alt F7+11 FmM7 /F  /F  Fm7-5 EM7+5
C#mM7 /C#  /C#  C#m7-5 CM7+5 C#7alt C7+11 CmM7 /C  /C  Cm7-5 BM7+5 C7alt
/G#  /G#  G#m7-5 GM7+5 G#7alt G7+11 GmM7 /G  /G  Gm7-5 GbM7+5 G7alt F#7+11
/D#  D#m7-5 DM7+5 D#7alt D7+11 DmM7 /D  /D  Dm7-5 DbM7+5 D7alt C#7+11 C#mM7
A#m7-5 AM7+5 A#7alt A7+11 AmM7 /A  /A  Am7-5 AbM7+5 A7alt Ab7+11 G#mM7 /G# 
EM7+5 F7alt E7+11 EmM7 /E  /E  Em7-5 EbM7+5 E7alt Eb7+11 EbmM7 /D#  /D# 
C7alt B7+11 BmM7 /B  /B  Bm7-5 BbM7+5 B7alt Bb7+11 BbmM7 /Bb  /A#  A#m7-5