-6 -5 -4 -3 -2 -1 0 +1 +2 +3 +4 +5 +6
/A#  B /B  /B  Bm /B  C /C  /C  Cm /C  Db /Db 
F# /F#  /F#  F#m /F#  G /G  /G  Gm /G  Ab /Ab  /Ab 
/C#  /C#  C#m /C#  D /D  /D  Dm /D  Eb /Eb  /Eb  Ebm
/G#  G#m /G#  A /A  /A  Am /A  Bb /Bb  /Bb  Bbm /Bb 
D#m /D#  E /E  /E  Em /E  F /F  /F  Fm /F  Gb

Can't Find My Way Home

ioxinari2003-09-28

さて、この前ちょろっと話題に出た、ブラインド・フェイスのこれを筒的に見てみようかなと思う。
実は、「筒ってのはどのように役に立つのか」という内容お便りをいただきまして(こういうのは凄くうれしい!)、具体例で遊ぶところを時折ここに書いてみようと、あらためて思ったわけです。僕自身の遊び方ですね。


ブラインド・フェイスについては、いろんなひとがいろんな意見あると思うんですけど、僕はスティーブ・ウィンウッドが大好きってわけで、試聴用見つけました


大きく分けて2つの部分から成るわけですけど、イントロと歌の前半の部分はこんな感じのコード。グッときますね。

C G/B Bb D/A
F G D %
実際にはギター特有の開放を活かしたボイシングなんかが効いてて、最初のコードなんかは、D/Cてな表記をするとピンとくる方もいるかもしれない(ご意見あったら是非下さいね)。同じD音がずーっと鳴ってるのがカッコイイとかね。 さてコレを筒的にみるとどうか。「コードでかくと」のページをご覧になっていただきながら、そうだな、まずは分数コードの確認。 http://park11.wakwak.com/~ioxinari/chord.html
  • G/BてのはここではBm7(#5)
  • D/AてのはここではA6sus4
だと思うことになるわけです。分子のコードが同じ列にあるよと。で、横方向の動きをみてみるのが筒流。 はじめは、C(6)からBm7(#5)へと左に一列の移動。そしてそこからBb(6)へと右に三列の移動して(実際に指差し確認しながらやってます)、左へ四列の移動するサブドミナントマイナー終止でA6sus4に落ち着く。機能和声的には、ここをトニックと思うことになるでしょうか。この間、ボトムは徐々に下降してくるのが素敵と。 そして三列右に行ってF(6)から二列、そして一列と、もう一度Dに向かって左に寄ってくる。ロックンロール! 各列にいるときには、縦にいる別のコードをみてみると、列同士のお互いの関係がいろんな角度で見えてきます。例えばこんな風に置き換えて考えちゃう。
C G Gm D
Dm G D %
  • 三列の右移動は、同じコードのメジャー -> マイナーという変化に似てる
  • Gm -> Dはサブドミナントマイナー終止というのが見やすくなる
  • ちょっとグッとくるFのコードは、Dがマイナーになったと思っちゃう
てなところが、「列の移動」や「縦の関係」というフィルターを通してみえてきます。わほー 長文になっちゃったな。今日はギターの日!
-4 -3 -2 -1 0 +1 +2 +3 +4 +5 ±6 -5 -4
F#7+11 F#mM7 /F#  /F#  F#m7-5 FM7+5 F#7alt F7+11 FmM7 /F  /F  Fm7-5 EM7+5
C#mM7 /C#  /C#  C#m7-5 CM7+5 C#7alt C7+11 CmM7 /C  /C  Cm7-5 BM7+5 C7alt
/G#  /G#  G#m7-5 GM7+5 G#7alt G7+11 GmM7 /G  /G  Gm7-5 GbM7+5 G7alt F#7+11
/D#  D#m7-5 DM7+5 D#7alt D7+11 DmM7 /D  /D  Dm7-5 DbM7+5 D7alt C#7+11 C#mM7
A#m7-5 AM7+5 A#7alt A7+11 AmM7 /A  /A  Am7-5 AbM7+5 A7alt Ab7+11 G#mM7 /G# 
EM7+5 F7alt E7+11 EmM7 /E  /E  Em7-5 EbM7+5 E7alt Eb7+11 EbmM7 /D#  /D# 
C7alt B7+11 BmM7 /B  /B  Bm7-5 BbM7+5 B7alt Bb7+11 BbmM7 /Bb  /A#  A#m7-5