友達としての人工知能
小室哲哉さんの、魅力的なインタビューを見つけた。
AI作曲は「絞り込み型なら人間以上」 TM NETWORK小室哲哉 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)
https://dot.asahi.com/aera/2017083000032.html
既存の曲に関してはいくらでも情報を集積できるので、AIはその“真ん中”を選ぶことはできる。ただその旋律やヤマがどうしてそうなったか解明できない。理由は、人間、ミュージシャンは本当のことを言えないから。例えば、なぜ最初にGの音に触れたのかは、気持ちまで覚えていない。忘れちゃうな。AIは分からないことを学んでも、分からないと思う。
うん、真ん中、そんなのいらない
ただ、曲を書くときの友達にはなれそうだ
いろいろ知ってて、触発してくれる奴
でも、たまには黙っててくれ
Venova
「分岐管」と蛇行形状による、今までにない独自の構造
気軽に始められて、なおかつサクソフォンのような豊かな演奏表現を楽しめる、まったく新しい管楽器
https://www.yamaha.com/ja/news_release/2017/17071001/
ヤマハ Venova ヴェノーヴァ カジュアル管楽器 YVS-100
- 出版社/メーカー: ヤマハ(YAMAHA)
- メディア: エレクトロニクス
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実にヤマハらしい、素敵な楽器で
複雑なアクションを取り払って、うまいこと管を曲げてシンプルに
軽くて丈夫な樹脂を使って、安心のつくりに
親しみやすい、まさにサックスのスピリット
ただ、あまり売れないかもしれないな
新しいものより皆、それっぽさが好きだから
Infant Eyes
二列の移動が、そこにも、ここにも、浮かぶショーター
練習しなくちゃ
音楽理論入門
東川清一先生の新刊かと思いきや、あの必読の、だれも知らなかった楽典のはなし*1の文庫化だそうで、もちろん持ってたけど、もちろん買いましたよ。ちくま学芸文庫さん、素晴らしい。
- 作者: 東川清一
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2017/05/10
- メディア: 文庫
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第1章 鍵と音名
第2章 譜表と音部記号
第3章 変化記号
第4章 いわゆる「調号」の理論、あるいは均記号と均
第5章 音程
第6章 旋法と調
第7章 教会旋法―ヨーロッパ中世・ルネサンスにおける旋法と調
第8章 日本の音階
第9章 音符と休符
第10章 リズム
第11章 テンポ
第12章 表情記号と強弱記号、およびその他の種々の付随的な記号と用語
何が嬉しいって、表紙を開くとカバーの耳に著者近影、お元気そうな文庫版あとがき。そしてなんと文庫版付記として、巻末に「53等分割律音階について」と題された、音律論*2などで展開された例の話が、14ページに渡って書かれています。これは買いですよ。
検索してみると、この本の内容については一度も徒然で書いたことがなかったようで、自分でも驚いたのですが、どこを引用して、どう話すか、いま見ても悩んでしまいます。いつかまた、何かの折に。
*1:
眠れぬ夜
-6 | -5 | -4 | -3 | -2 | -1 | 0 | +1 | +2 | +3 | +4 | +5 | +6 |
/A# | B | /B | /B | Bm | /B | C | /C | /C | Cm | /C | Db | /Db |
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F# | /F# | /F# | F#m | /F# | G | /G | /G | Gm | /G | Ab | /Ab | /Ab |
/C# | /C# | C#m | /C# | D | /D | /D | Dm | /D | Eb | /Eb | /Eb | Ebm |
/G# | G#m | /G# | A | /A | /A | Am | /A | Bb | /Bb | /Bb | Bbm | /Bb |
D#m | /D# | E | /E | /E | Em | /E | F | /F | /F | Fm | /F | Gb |
ボトムをそのままに、四列移動して帰ってくる印象的なイントロ
ぼんちの前振りが懐かしい1981年、この秀樹のバージョンが好きです