-6 -5 -4 -3 -2 -1 0 +1 +2 +3 +4 +5 +6
/A#  B /B  /B  Bm /B  C /C  /C  Cm /C  Db /Db 
F# /F#  /F#  F#m /F#  G /G  /G  Gm /G  Ab /Ab  /Ab 
/C#  /C#  C#m /C#  D /D  /D  Dm /D  Eb /Eb  /Eb  Ebm
/G#  G#m /G#  A /A  /A  Am /A  Bb /Bb  /Bb  Bbm /Bb 
D#m /D#  E /E  /E  Em /E  F /F  /F  Fm /F  Gb

自動演奏と脳内音楽

id:bonar:20090618で見つけた「ピアノ演奏の自動補正」というのが面白い。1)不協和度を計算し、2)コード進行を加味して、音程を自動的に補正するのだそうだ。こんなふうに計算機を活用できるなんて、テクノロジーって本当に凄い。


「『音楽を馬鹿にしてる』といった感じのおしかりを受ける」とのことだが、実際のところ、そうでしょうね。僕も反射的に思いました、「コレもぐら叩きと一緒だよね?」って。というか、もぐらを探してすらいない。


もうちょっと真面目に考えてみたい。「本物の」音楽と、この自動補正された演奏との違いは何か。でもそれってあんまり簡単じゃない。うかうかすると、哲学的になっちゃう。


自動補正のプロセスに沿ってみよう。「不協和」かどうかってのは、もちろん文脈によるわけだ。でも、じゃその「文脈」って何だ?という問いに、僕らは簡単に答えられるのかといえば全然無理。例えばドとレが同時に鳴るとき、それが不協和じゃないと主張するとき、僕らはどんな「重なり」や「移り変わり」を頭に思い描くのだろうか。


「文脈」をつくり出すこととは、このプロセスでいえば「コード進行の加味」が近いのかもしれない。あらかじめ決められた道しか歩けないのは寂しいが、しかし「コード」や「スケール」を暗記して、順番に素早く繰り出すことだって、だから同じように寂しい。


とはいえ始まりはそこだったとしても、音楽の切れ端のようなものがそこから脳内に生まれ、すこしずつそれが大きくなることだってあるだろう。誰だってそうして成長してきた。


僕らが目指すものは何か、やっぱりちっとも簡単じゃない。

-4 -3 -2 -1 0 +1 +2 +3 +4 +5 ±6 -5 -4
F#7+11 F#mM7 /F#  /F#  F#m7-5 FM7+5 F#7alt F7+11 FmM7 /F  /F  Fm7-5 EM7+5
C#mM7 /C#  /C#  C#m7-5 CM7+5 C#7alt C7+11 CmM7 /C  /C  Cm7-5 BM7+5 C7alt
/G#  /G#  G#m7-5 GM7+5 G#7alt G7+11 GmM7 /G  /G  Gm7-5 GbM7+5 G7alt F#7+11
/D#  D#m7-5 DM7+5 D#7alt D7+11 DmM7 /D  /D  Dm7-5 DbM7+5 D7alt C#7+11 C#mM7
A#m7-5 AM7+5 A#7alt A7+11 AmM7 /A  /A  Am7-5 AbM7+5 A7alt Ab7+11 G#mM7 /G# 
EM7+5 F7alt E7+11 EmM7 /E  /E  Em7-5 EbM7+5 E7alt Eb7+11 EbmM7 /D#  /D# 
C7alt B7+11 BmM7 /B  /B  Bm7-5 BbM7+5 B7alt Bb7+11 BbmM7 /Bb  /A#  A#m7-5